初の“会社法”適用 会社資産を運用のため暗号資産交換所に預け…港区の会社元社長を書類送検

自身が経営する会社の資産を、不正に暗号資産の運用に充てたとして、元社長の男が書類送検された。
書類送検されたのは、東京・港区の外貨両替会社「RSK」の元社長・入田康夫容疑者(53)。
入田容疑者は2020年8月、会社が保有していた現金約2億7400万円と「ビットコイン」約3750万円相当を運用しようと、暗号資産交換所に預け、会社の財産を不正に処分した疑いで書類送検された。
会社法では、株式会社の役員が、“事業とは無関係の目的で投機取引のために会社の財産を処分する”ことを禁止している。
警察がこの容疑を適用するのは、全国で初めてだという。
(「イット!」3月16日放送より)