統一地方選前半戦、女性当選者数が過去最多316人…維新は道府県議124議席に伸長

第20回統一地方選の前半戦は10日、41道府県議選などの開票結果が確定した。道府県議選では、日本維新の会(地域政党・大阪維新の会を含む)が計124議席を獲得し、2019年前回選の67議席から伸長した。女性の当選者数は、前回選から79人増の316人。全当選者の14・0%を占め、人数、割合ともに過去最高となった。
維新は、大阪府議選(定数79)で単独過半数となる55議席を確保し、大阪市議選(同81)でも46議席と初めて単独過半数に達した。大阪府知事選と大阪市長選の「ダブル選」や、奈良県知事選で勝利し、関西の支持基盤をより強固にした。
さらに、北海道や神奈川など13道県で、現在の維新として初めて議席を得るなど、関西以外での党勢拡大に向け足場を築いた。維新の馬場代表は10日、取材に対し「政府・与党の方向性に国民が疑問を持っているということではないか」と述べ、政権批判票の受け皿となったとの認識を示した。
自民党は、41道府県議選の総定数(2260)のうち1153議席を獲得し、議席占有率は51・0%だった。過半数の確保は15年(50・5%)、19年(50・9%)に続き3回連続。
総務省によると、41道府県議選の平均投票率は41・85%で、過去最低だった19年を2・17ポイント下回った。9道府県知事選の平均投票率も、過去最低だった15年(10道県で実施)を下回り、46・78%だった。