日中両政府は10日、東シナ海など海洋に関する問題を関係省庁の局長級らで話し合う「高級事務レベル海洋協議」を東京都内で開いた。日本側は、日本周辺でのロシアとの連携を含む中国の軍事活動活発化に深刻な懸念を表明した。台湾の蔡英文総統の米国訪問などに対抗して中国側が実施した台湾周辺での軍事演習を念頭に、台湾海峡の平和と安定の重要性を提起した。
対面協議は2019年5月以来で約4年ぶり。双方は、3月末に設置が完了した防衛当局の幹部間を直結するホットラインの早期運用開始に向け調整を進めると確認。ハイレベル交流を含む防衛当局間の意思疎通強化を進めることで一致した。