容疑者を取り押さえた男性語る「手のものはすぐに離さなかった」 総理演説会場で爆発

4月15日、和歌山市で岸田文雄総理の演説直前に爆発物が投げ込まれた事件。警察は16日未明から約8時間半にわたり、威力業務妨害の疑いで逮捕した木村隆二容疑者(24)の自宅を捜索しました。 兵庫県川西市にある木村容疑者の自宅の捜索は16日午前1時ごろ始まりました。警察によりますと、爆発物がある危険性があるとして周辺の住民を避難させたうえで、まずは爆発物処理班が約1時間半にわたって作業にあたり、爆発するおそれのあるものはないことが確認されたということです。その後も捜索は続き、午前9時半ごろ、複数の段ボールを持った捜査員が自宅から出てきました。 捜査関係者によりますと、爆発した銀色の筒状のものは、岸田総理の1mほど手前で落下し、木村容疑者が火をつけて投げ込んでいたとみられることがわかりました。この直後に木村容疑者を取り押さえた男性がJNNの取材に応じました。 (容疑者を取り押さえた男性) 「なんか投げたなと見ていたら、まだ手元で何か持ってやろうとしたので、取り押さえたという状況。折り畳み傘くらいの黒っぽいものには見えた。全然抵抗はなし。手のものはなかなかすぐに離さなかったと思う。体自体には力はそんなに入っていなかったな」 警察は押収物を分析するなどして犯行動機の解明を進めるものとみられます。