花田紀凱の週刊誌ウォッチング (920) 不倫の黒岩知事「余計な言い訳」に『文春』逆襲

投票日4日前発売では、既に不在者投票を済ませてしまった有権者は「オレの1票を返せ!」と言いたい気分だろう。
先週号、『週刊文春』の「黒岩祐治神奈川県知事、11年不倫」スクープ、せめてもう1、2週早くやってほしかった。無効票21万2482(投票総数の6.91%)という数字こそ、まさに有権者の気持ちの表れだ。
その黒岩知事、『文春』発売日の会見で、こんなことを。
〈「私が知事になって、天地神明、誓って申し上げますが、A子さんだけでなく、どなたとも不適切な関係というのはありません」〉
余計な言い訳をするから、さっそく『文春』(4月20日号)で逆襲されてしまった。
「『今から向かいます』黒岩知事 当選後も〝不倫メール〟」
初当選した平成23年の8月6日、彼女の自宅へ。A子さんの証言。
〈「この時も、黒岩さんはまず部屋で私が作っておいた料理を食べていた。そして、いつもの通り、事前に『買っておけ』と指示したAVを観(み)て、気分が高まってきたところで私に覆い被(かぶ)さり行為に及びました」〉
交際期間中、番組が終わったあとA子さんに「一視聴者のフリをしてフジテレビに俺を褒める電話をかけてくれよ」と頼んできたことも度々とか。
ここまで「恥ずかしい話」をバラされて黒岩氏、どの面下げて知事の椅子に座っているのか。仕事なんてできるのか。
『週刊新潮』(4月20日号)の右柱は「WHOも手のひら返し『コロナワクチン』米国訴訟で開示されたファイザー『機密文書』の問題部分」。
3月28日、WHOが出した新たな指針「健康な成人や子供には定期的な追加接種を推奨しない」という方針に関し〈ファイル数は実に約630、中には一つのファイルで7000ページを超えるものも〉という膨大なデータを〈解読〉して批判した記事。ご苦労さん。
「WHOの新指針」、遅きに失したと言うべきだろう。
『ニューズウィーク日本版』(4・18)は坂本龍一氏の追悼大特集14ページ。
(月刊『Hanada』編集長)