大阪・泉南市議の「中国発言」で謝罪要求 決議取り消し請求訴訟が結審

大阪府泉南市議会の一般質問で添田(そえだ)詩織市議が中国出身の国際交流員(CIR)に言及した内容が差別的だとして議会が謝罪を求める決議をした問題で、市に決議の取り消しと慰謝料など330万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が19日、大阪地裁(横田典子裁判長)で開かれ、即日結審した。判決は7月14日。
添田氏側は、安全保障の懸念に基づく発言のため「差別には当たらない」と主張。一方の市側は「決議に強制力はなく、行政処分に該当しない」として訴えの却下を求めた。
訴状によると、添田氏は昨年7月、市議会定例会の一般質問で「半分公務員みたいな職業に中国籍の方が就くのは大丈夫か、ありえない、怖いという声をもらっている」と発言。市議会はこれを差別的言動ととらえ、添田氏に謝罪と反省を求める決議を可決した。