東京・渋谷区議選が23日投開票され、アイドルグループ「仮面女子」元メンバーの橋本ゆき氏(30)が〝公約通り〟にトップで再選を果たした。
日が変わった24日0時30分すぎに当選確実となり、1時過ぎには最終得票数3190でのトップ当選が確定。橋本氏とスタッフらが待機したスペースは歓声に包まれた。
橋本氏は「夢のようです。本気で思っていたかというか『将来、渋谷区長になりたい』という夢があって、それをかなえるためには、これまでの4年間を評価してもらってトップ当選したいという思いをずっと口に出していた」と振り返った。
決して楽な戦いではなかったという。「乱戦・混戦と呼ばれ不安もあったし、妨害を受けて怖い思いもしたけど、そんな中で前向きで頑張り続けられたのは支えてくれたメンバーのおかげだと思います。区民の皆さんも『見てる人は見てるからね。頑張ってね』と声をかけてくれた」と感謝を述べた。
「責任も感じていますし、この4年間しっかり働きたい。次の4年後、これだけのことができたと胸を張って言えるように頑張ります」と力を込める橋本氏。〝仲間〟の躍進にも勇気づけられたという。兵庫県芦屋市長選では無所属新人の高島崚輔氏(26)が史上最年少で初当選を決めた。
「高島くんが(開票直後の)午後8時当確という姿を見ていた。次の選挙は34歳。34が若いと言えない時代になってくるので、やるべきことを4年間やって、胸を張って区長選に出られると思ったら、そうしたいと思いで準備していきたい」