千葉県木更津市の住宅の庭から白骨化した遺体が見つかった事件で、県警が、知人男性を殺害した疑いが強まったとして、住人の無職小川順也被告(37)=業務上横領罪で起訴=を近く殺人容疑で再逮捕する方針を固めたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、小川被告は「10年以上前に同居していた知人を殺して埋めた」と供述していた。県警によると、遺体の身元は県内の須藤秀平さん。1986年1月生まれで、2人は小中学校の同級生だった。県警は金銭トラブルが原因だったとみて、詳しい経緯を調べる。
小川被告は3月19日に自ら110番して殺人を打ち明けた。