「言うこと聞かずいらついた」81歳女性に殴る蹴るの暴行か 訪問介護職員の36歳男逮捕

訪問介護サービスの利用者を殺害しようとした疑いで職員の男が逮捕されました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、「パンジー介護サービス」の訪問介護職員・前田祐二容疑者(36)です。警察によりますと、前田容疑者は今年4月、大阪市旭区にある集合住宅の一室で、この部屋に住む利用者の女性(81)の入浴介助中に、腹や背中を十数回殴ったり背中を膝蹴りしたりするなどして殺害しようとした疑いがもたれています。 女性は一時意識不明の重体で、現在は意識が回復したものの、ろっ骨など胸の骨を折るけがをしていて入院中だということです。 警察の取り調べに対して前田容疑者は「言うことを聞かないことにいらついた。殺そうと思って殴ったわけではありません」と容疑を一部否認しています。