36人が犠牲となった京都アニメーションの放火殺人事件で、住居不定・無職の青葉真司被告(44)に対する公判期日が5月12日に全て設定されました。 公判は全32回開かれる予定で、初公判は今年9月5日、判決は来年1月25日が予定されています。 2019年に起きた京都アニメーションの放火殺人事件をめぐり、青葉真司被告(44)は2020年12月、社員36人に対する殺人罪などで起訴されました。 事件発生から4年を前に5月、京都地裁で裁判所・検察・弁護側の三者間で事前に争点などを整理する公判前整理手続きが始まっています。 関係者によりますと、争点整理のほか、裁判員の選任に関する話し合いも行われる予定だということです。 青葉被告の刑事責任能力の有無や程度が最大の争点となるとみられます。