16歳高校生含む窃盗団7人が逮捕 被害のスーパー社長「まさか自分のところが」 札幌市北区

1月、札幌市北区のスーパーに侵入し、現金などを盗んだ疑いで高校生ら男7人が逮捕されました。「まさか自分の店が…」スーパーの社長が被害を語りました。
麻原衣桜記者 「静かな住宅街の中にあるこちらのスーパーマーケットで、事件は起きました」
1月28日午前4時ごろ、札幌市北区拓北7条2丁目のスーパーマーケットから、現金7500円が入った釣り銭用のケースが盗まれました。
建造物侵入と窃盗の疑いで11日までに逮捕されたのは、住所不定の佐藤直樹容疑者(25)、札幌市豊平区の秋田勇容疑者(26)、それに、16歳の男子高校生らあわせて男7人です。
警察は認否を明らかにしていません。
地元の高齢者が多く通うこの店で、何が起きたのか。スーパーの社長がHBCの取材に答えました。
社長 「防犯カメラを見たら、(男たちは)まずレジに行って、レジは開けて金がないとわかったら、事務所の金庫に走っていくのが見えた。金庫は壊されてバラバラになったが、中まで開けられなかったので、盗まれたのは手提げ金庫のみ」
警備会社が駆け付けたことに気づき、男らは逃げたということです。
社長 「ひと事と思っていた、まさか自分のところがとびっくりしています」
警察によりますと、逮捕された7人は年齢が16歳から26歳で、居住地も札幌市や江別市などばらばらですが、知人どうしだということです。警察は、余罪を追及する方針です。