北海道幌加内町の朱鞠内湖で、14日から行方不明になっている釣り客の男性について、警察は、捜索しているハンターがクマが目撃された場所の近くで人体の一部のようなものを発見したと発表しました。
行方不明になっているのは、朱鞠内湖で釣りをしていた50代とみられる男性です。
男性は14日午前5時すぎから、湖の北東側で1人で釣りをしていましたが、およそ5時間後に観光施設の職員が船で迎えに行くと、男性の姿がありませんでした。
釣りをしていた場所の近くには「胴長」とよばれる胸まで隠れる長靴をくわえたクマがうろついていたほか、救命胴衣や帽子が残されていました。
警察によりますと15日午後、男性を捜索しているハンターが、クマが目撃された場所の近くで、人体の一部のようなものを発見したということです。
警察は、不明になっている男性との関連を調べています。