23日夕方、北海道旭川市の住宅で、訪ねて来た60代の娘の顔を殴り、けがをさせたとして、88歳の父親が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、旭川市永山に住む88歳の無職の男です。 この男は23日午後4時20分ごろ、自宅で、60代の会社員の娘の顔を拳で殴り、けがをさせた疑いが持たれています。 娘は、唇が腫れ上がるなどしています。 警察によりますと、男は、娘に自分の金を勝手に使われているなどと思い込み、訪ねて来た娘に対し、一方的に犯行に及んだとみられています。 現場には、男の妻もいましたが、すぐに娘が通報、駆け付けた警察官がその場で男を逮捕しました。 取り調べに対して88歳の無職の男は、容疑を認めているということです。 この男をめぐっては、以前もトラブルなどの取り扱い歴があり、警察は、男が暴力行為をくり返していた可能性も含め、引き続き調べをすすめています。