４月中旬 札幌市豊平区の路上で、70代の男性に暴行し、けがをさせたとして、稲川会系の暴力団の男ら２人、さらに暴力団の男を車に乗せ、逃走させたとして、知人の女が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団、稲川会二代目杉浦一家の組員で、札幌市中央区に住む安達宏人（ひろと）容疑者54歳と、その知人で、札幌市白石区に住む51歳の飲食店経営の男です。 ２人は、４月15日午前０時20分ごろ、札幌市豊平区月寒中央通の路上で、70代の男性に暴行し、けがをさせた疑いが持たれています。 警察は、捜査に支障があるとして、けがをした男性の身元、けがの状態、詳しい経緯などを明らかにしないとしていますが、男性は路上に倒れていて、通りかかった人からの通報で、事件が発覚。 警察官が駆け付けた際、すでに２人は現場から立ち去っていたものの、19日午前と23日午後、相次いで逮捕に至りました。 また、安達容疑者を追っていた４月19日、交際中の安達容疑者を車に乗せ、逃走させたとして、札幌市中央区に住む53歳の自営業の女も２人に先立ち、18日午前に逮捕されています。 警察は、３人の認否も明らかにせず、引き続き調べをすすめています。