北海道旭川市のいじめ問題をめぐり、遺族の母親がツイッターの投稿で精神的苦痛を受けたとして、
投稿した女性に約250万円の損害賠償を求めた裁判で、旭川地裁は投稿者に165万円の賠償を命じました。
旭川市の中学校に通っていた廣瀬爽彩さん(当時14)はおととし3月、市内の公園で凍死した状態で発見されました。
市の再調査委員会は、廣瀬さんへのいじめと死亡の因果関係などについて再検証を進めています。
判決などによりますと、旭川市内の女性はおととし4月、ツイッターで廣瀬さんの母親の養育態度や、
家庭環境に問題があったとする11件の投稿を繰り返し、母親の名誉を毀損したということです。
15日の判決で、旭川地裁は「内容が真実である証拠がなく、悪質な投稿」と指摘。
「大きな精神的苦痛を被ったことは明らか」として、投稿者の女性に165万円の賠償を命じました。
判決をうけて、廣瀬さんの母親の代理人は「名誉毀損の成立が認められたことは正当なもので評価している。
判決がインターネット上の軽率な投稿を予防する一助となることを期待している」とコメントしています。