和歌山県警の岸田首相警護計画、ほぼ黒塗りで開示…現場の漁港見取り図も

岸田首相の選挙演説会場に爆発物が投げ込まれた事件を巡り、和歌山県警は16日、演説前に作成した警護計画に関する文書を、読売新聞の情報公開請求に対して開示した。37枚はほとんどが黒塗りにされていた。
警察庁は今月1日、実効的な安全対策が盛り込まれていなかったとする警護状況報告書を公表。報告書では、警護計画の文書そのものは示されていなかった。
警護計画は、事件2日前の4月13日に県警本部警備課の警部補が起案し、本部長らの決裁印が押されていた。警護員や制服警察官の配置などが見えない状態で、現場となった 雑賀崎 (さいかざき)漁港の見取り図も黒塗りだった。
県警は、非開示の理由について「警護体制が推測され、公共の安全と秩序の維持に支障を及ぼす恐れがある」としている。