長野県中野市で住民女性と警察官計4人が殺害された事件で、県警は16日、玉井良樹警視(46)=2階級特進=を刃物で刺し殺害したとして、殺人容疑で青木政憲容疑者(31)を再逮捕した。県警捜査1課によると、「覚えていない」と容疑を否認しているという。
一方、長野地検は同日、池内卓夫警部(61)=同=への殺人容疑について処分保留とした。責任能力を調べるため、鑑定留置を検討しているもようだ。
再逮捕容疑は、5月25日午後4時40分ごろ、中野市江部で玉井警視の胸を刃物で刺し、殺害した疑い。
捜査関係者によると、青木容疑者は通報で駆け付けたパトカーに向けてハーフライフル銃を発砲し、運転席にいた池内警部が胸を撃たれて死亡。助手席の玉井警視は腕に被弾し車外に逃れようとした際、「ボウイナイフ」と呼ばれる刃渡り約30センチのナイフで襲われた。複数回刺され、腕から心臓に達する刺し傷が致命傷となり亡くなった。
[時事通信社]