80代の男性が2億円以上に相当する金の延べ板を箕面市役所に寄贈しました。箕面市によりますと、5月30日、箕面市に住み市内で飲食店を営む中嶋夏男さん(87)から金の延べ板が寄贈されたということです。寄贈されたのは、金の延べ板29キロとプラチナの延べ板1キロで価値は2億8000万円にも上るということです。市は寄贈を受けて、上島市長が中嶋氏に対して感謝状の贈呈を行いました。寄贈した中嶋氏は「箕面市民の生命を守る高規格救急車両及び救命救急資器材の充実や箕面市の将来のさらなる発展のために活用してほしい」としています。箕面市は今後、延べ板を換金し、市の財源として、高規格救急車の購入や地域活性化に向けた観光施策などに活用するとしています。