自転車の“ふらつき”注意されると、相手に自転車を…肋骨折る大けがさせて、逮捕の75歳「羽交い締めや投げ飛ばしてはいない」

29日午前、札幌市北区の路上で、自転車同士でトラブルになり、50代の男性を投げ飛ばすなどし、肋骨を折るなどの大けがをさせたとして、75歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区新琴似の無職、池崎英治(いけざき・えいじ)容疑者75歳です。 池崎容疑者は29日午前10時10分ごろ、札幌市北区新川の路上で、自転車同士でトラブルになった50代の男性に対し、自分の自転車をぶつけたり、羽交い締めにして投げ飛ばしたりし、大けがをさせた疑いが持たれています。 被害男性は、肋骨が折れ、頭部打撲などの重傷です。 警察によりますと、2人に面識はなく、事件前、池崎容疑者は、ふらつくような自転車の乗り方をめぐり、被害男性に注意されると、腹を立て、犯行に及んだとみられています。 取り調べに対して池崎英治容疑者は「自転車をぶつけて、転ばしたのは間違いない。ただ、羽交い締めや投げ飛ばしてはいない」などと話しているということです。 警察は、引き続き経緯などを詳しく調べ、容疑の裏づけをすすめています。