訪問看護ステーションで出た事業ごみを家庭ごみと偽って捨てたとして、京都市伏見区の訪問看護ステーションの職員らが逮捕されました。
廃棄物処理法違反で逮捕されたのは、医療法人「新生十全会」の事務長の女(49)や施設管理者の女(53)ら3人です。
女らは今年5月、「新生十全会」が運営する「訪問看護ステーションほほえみ」の事業活動で出た、ゴム手袋やコロナの検査キットなどの事業ごみ約2.89キログラムを、一般の家庭ごみと偽って捨てた疑いがもたれています。
警察によりますと、女らは付近の住民に怪しまれないように私服に着替えるなどして、ごみを投棄していたということです。
事務長の女は警察の調べに対し「逮捕されたほかの2人が事業系廃棄物を捨てたことは間違いないが、私は指示していない」などと容疑を否認しているということです。