札幌などで大雨警報発表 北海道各地で大荒れ 今夜まで続く見込み JRも運休発生

きょうの北海道内は、全道で大気の状態が不安定になっていて、各地で雷や激しい雨が降っています。
道内は今夜にかけても大気の状態が不安定で、土砂災害や低い土地の浸水に警戒が必要です。
こちらは午後2時ごろの旭川駅前の様子です。
強風の影響で木は大きく揺れ、雨も風に流されています。
テントのようなものを押さえる人の姿も。
(山﨑記者)「午後2時を回ったところです。10分ほど前から地面をたたきつけるような激しい雨が降り始めました。すでに道路も水がたまり始めています」
きょうは全道で大気の状態が不安定になり、各地で大荒れの天気に。
当別町でも強風と雨の影響で目の前は真っ白にー
撮影した農家の人によると、今年一番の雨で、収穫予定だった小麦などの茎が折れ、収穫が心配だということです。
また、JR北海道によりますと、この雨の影響で快速エアポートや普通列車など、あわせて21本が運休になっています。
オホーツクの置戸町ではー
長い雷の音。
道路を見ても、強風で雨が流されているのがわかります。
動画を撮影した人はー
(動画を撮影した人)「外に出たときはまだ降っていなかったんですけど、10分程度であのような状況に変わりました。近くでは畑の土が流れていたりとか、山のほうでは停電が発生していて、断線しちゃってて。たぶん雷の影響」
1時間程度で雷と雨はおさまったものの、周辺では停電が発生したということです。
きょうの道内は今夜にかけても大気の状態が不安定で、落雷やひょう、竜巻のほか激しい突風に注意が必要です。
真っ黒な雲が近づいてきたり、風が急に冷たくなってきたら頑丈な建物に移動するなど、安全の確保を心掛けるようにしてください。
また、土砂災害や低い土地の浸水に警戒が必要です。