倉庫火災の消火活動中に行方不明、56歳の消防隊員が死亡…指揮隊無線で「残り1分」⇒隊員「了解」後、連絡途絶える 北海道石狩市

19日夜、北海道石狩市の運送会社の倉庫で発生した火災で、建物内に入り、行方不明になっていた56歳の男性消防隊員の死亡が確認されました。
19日午後6時すぎ、石狩市新港西2丁目の運送会社の2階建ての倉庫から火が出ました。
消防によりますと、この火事で、倉庫内で消火活動にあたっていた56歳の男性消防隊員が行方不明になり、一夜明けた20日午前6時半すぎ、発見されましたが、その場で死亡が確認されました。
死亡した男性消防隊員は、2人で窓から倉庫内に入った後、連絡が途絶えていました。
その後、警察は、死亡したのは、消防隊員の高井篤さん56歳と確認されたと発表しました。 高井さんは2階でうつぶせの状態で倒れた状態で見つかったということです。 警察によりますと、高井さんが見つかった倉庫の2階には、ウレタンなどの廃材やプラスチック製のパレット、ライターなどがおかれていたという情報があり、警察は出火原因を調べています。
火は、20日午前11時17分、ようやく鎮火されましたが、消防は、下記のように経緯を説明しています。
<19日> ・午後6時23分 警備会社から「火災信号受信した」 ・午後6時26分 警察から「煙が出ている」 ・午後6時33分 現地着 2階から黒煙確認 ⇒56歳の男性隊員、倉庫内の消火に入る ⇒緊急ボンベの残圧と活動時間を概ね指揮隊に報告 「午後7時36分まで、20分活動できます」 ・午後7時35分 残り1分を知らせる指揮隊からの無線に「了解」と返信した後、行方不明に
<20日> ・午前6時47分 発見されて死亡確認 2階の東側で、うつ伏せで倒れた状態 ・午前11時17分 鎮火
警察も、亡くなったのは行方不明の56歳の男性消防隊員とみて、死因の特定などをすすめる方針です。
また、出火当時、現場の倉庫には、1階に5~6人の作業員がいて、焼け方の激しい2階にウレタンなどの廃材、ライター、プラスチック製のパレットなどが置かれていたということで、警察と消防が火の出た原因を調べています。