両親の自殺を手助けしたとして自殺ほう助罪で起訴された歌舞伎俳優の市川猿之助(本名・喜熨斗(きのし)孝彦)被告(47)側は28日、東京地裁に保釈を請求した。東京地裁が保釈の可否を判断する。
猿之助被告は5月18日午前、自宅の自室で意識がもうろうとした状態で見つかった。父親で歌舞伎俳優の段四郎(本名・喜熨斗弘之)さん(76)と母親の延子さん(75)も自宅で倒れており、死亡が確認された。司法解剖の結果、2人の死因は向精神薬中毒だった。
警視庁は6月27日、自宅で延子さんに睡眠導入剤を服用させ、自殺を手助けしたとして猿之助被告を逮捕。7月18日には段四郎さんの自殺も同様に手助けしたとして再逮捕していた。
東京地検は28日午前、2人に対する自殺ほう助罪で被告を起訴した。【井口慎太郎】