「2日間も飛行機が飛ばないとは…」「ホテル確保できず」大混雑の那覇空港 相次ぐ欠航に観光客はため息

大型で非常に強い台風6号の接近に伴い、沖縄本島地方では1日明け方に暴風警報が出る見通しとなった。31日も空の便の欠航が相次ぐ中、那覇空港では搭乗を早めようと空席を待つ観光客らで大混雑。一部自治体では、高齢者らへ注意を呼びかけ早々と避難所を開設している。台風は沖縄地方に停滞する可能性もあり、スーパーでは商品を多めに買い込む客の姿もあった。
那覇空港では31日、欠航に伴う空席待ちや臨時便への振り替えのため、各航空会社の出発カウンターに長い列ができていた。
福岡へ出張予定の会社員の長瀬真二さん(52)=那覇市=は「空席待ちで席が確保できるか分からないが、とりあえず待つしかない」と疲れた表情だった。
北海道で行われている全国高校総体に出場する高校生の姿も多く見られた。興南高校剣道部3年の佐々木蒼依さんと渡名喜優美佳さんは、予定を前倒して31日の便に振り替えた。佐々木さんは「試合に間に合うように飛行機が取れてほっとしている。練習時間が減ってしまうが、試合に全力で臨む」と意気込んだ。
空港の混雑は31日夕方まで続き、同日の出発便が確保できなかった観光客らが3日以降の便の予約や空席待ちをしていた。
家族5人で大阪から観光で訪れた川上美那子さん(59)は「ホテルも確保できておらず、帰りの飛行機もいつ予約できるか分からない」とため息。東京から観光で訪れていた春山理香さん(35)は「2日間も飛行機が飛ばないとは思ってもいなかった」と話していた。
(社会部・榧場勇太)