九州の西をゆっくりと北上している台風6号は、8月9日夜にも徳島県に最も近づく見通しです。 (記者リポート 8月9日正午前)「私は今、大雨警報が発表されている徳島県の南部・海陽町の沿岸に来ています。現在、雨は降っていません。ただ立っていられないほどではないのですが、時折、強い風を感じます。また海を見ると波が高く上がる様子も確認できます」 漁協の方は8月9日、漁には出ず、船が岸壁にぶつからないようロープで固定するなど対策しているということです。 徳島県によりますと、人的な被害や河川の氾濫などは今のところは確認されていないということです。徳島県では海陽町や阿南市などに大雨警報が出されています。 台風6号は8月9日夜遅くから10日未明にかけて徳島県に最も接近する見込みで、近畿は南部を中心に10日にかけて断続的に雨が降る見通しです。