11日午後11時40分ごろから12日午前0時ごろにかけて、沖縄県那覇市久米2丁目の路上で、会社員の男性(64)=豊見城市=が2人組に暴行され、金品などを奪われた。男性は顔などに軽傷を負った。強盗致傷事件とみて那覇署が捜査している。
12日午後9時半現在、犯人は逃走中。署は防犯カメラ映像の分析や聞き込みを進めている。
署によると、男性は飲食店へ1人で向かっていた途中に襲われたという。近くの飲食店に入り、110番通報した。
犯行を目撃した10代男性は「初めは10代くらいの若者が数人でじゃれ合っていると思ったが、人を殴ったり蹴ったりしていた。駆け付けたら男の人が顔から血を流して倒れていた」と話した。
被害者の男性が暴行された後に訪れたという飲食店の女性従業員(27)は「財布と携帯を盗まれたと言って、動揺していた。目の近くと手のひらから血を流していた」と話した。
同市内では6月にも若狭と壺屋で強盗事件が起きている。