12日夜、北海道苫小牧市の住宅で、50代の妻の頭をパイプ椅子で殴り、けがをさせたとして、49歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市東開町に住む49歳の無職の男です。 この男は、12日午後10時40分ごろ、自宅で、50代の妻の後頭部をパイプ椅子で殴り、挫傷などを負わせた疑いが持たれています。 警察によりますと、男は酒を飲んでいて、妻と口論になると、腹を立て、犯行に及んだとみられています。 すぐに妻が「夫が暴れている」と通報、駆け付けた警察官がその場で男を逮捕しました。 当時、高校生の息子も現場に居合わせていました。 取り調べに対して49歳の無職の男は「夫婦喧嘩でカッとなった」などと話し、容疑を認めているということです。 この夫婦をめぐるトラブルなどの相談、取り扱い歴はありませんが、警察は、妻が自ら通報していることもあり、男が暴力行為をくり返していた可能性を含め、引き続き調べをすすめています。