北谷町のボウリング場ロッカールームで他人のボウリング球を盗んだとして、窃盗罪に問われた米軍キャンプ瑞慶覧内海軍病院所属の1等水兵の被告の男(33)の判決公判が17日、那覇地裁であり、安原和臣裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡した。
これまでの公判で、被告は起訴内容を全て認めた。検察側は「盗んだ複数の球で練習して自分に合う球が見つかれば、技術を上げられると考えた犯行」と指摘していた。
同日の被告人質問では「金をかけ過ぎずに技術を高めたかった。ボウリングで成功したい気持ちがあった」などと謝罪した。
安原裁判官は判決言い渡し後、「正しい方法でボウリング技術を磨いてください」と説諭した。