沖縄県教育委員会は17日、飲酒運転容疑で現行犯逮捕された中部地区の小学校に勤務する男性校長(60)を停職6カ月の懲戒処分とした。校長からは同日、退職届が提出され受理された。
県教育庁学校人事課によると、校長は7月11日午前7時ごろに自宅で缶酎ハイ500ミリリットル2缶を飲み、車を運転。同8時20分ごろ、うるま市内で警察官に停車を求められ検査を受けたところ、呼気から基準値の約6倍のアルコールが検知され、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。
当日は休みを取っており、県教育庁の聴取に「睡眠不足による体調不良で正しい判断ができなかった」と述べたという。半嶺満教育長は「県民の教育に対する信頼を損なうもので大変遺憾。綱紀粛正の徹底を図り、信頼回復に努める」とコメントを出した。