春告げる鳥17年ぶり飛来 千葉・行徳鳥獣保護区

日本で絶滅の恐れがあるとして環境省が絶滅危惧種(Ⅱ類)に指定している渡り鳥「ツルシギ」が9月中旬に千葉県市川市新浜の行徳鳥獣保護区に飛来しているのが確認された。保護区の管理を県から委託されているNPO法人「行徳野鳥観察舎友の会」によると、保護区では17年ぶりという。
9月14、15、17の3日間、友の会のスタッフが確認した。同会によると、ツルシギは春と秋に日本を経由する渡り鳥で、春は早くから湿地に飛来し、「蓮田(はすだ)の春告げ鳥」と呼ばれて親しまれていたという。高度経済成長期以降に全国的に激減している。【小林多美子】