橋田財団の元経理担当に有罪判決 970万円着服で東京地裁

「渡る世間は鬼ばかり」などの人気テレビドラマを手がけた脚本家の故・橋田寿賀子さんが設立した「橋田文化財団」の現金約970万円を着服したとして、業務上横領の罪に問われた財団の元経理担当の無職大堀たまみ被告(66)に東京地裁(日野周子裁判官)は24日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。
大堀被告は初公判で起訴内容を認め、着服した金はブランド品の購入などに使ったと説明していた。
起訴状によると、2017年4月~20年11月ごろ、財団で保管していた現金計約970万円を横領したとしている。