「虫」によって東海道新幹線の出発遅れ「旅客の快適な乗車が妨げられる」車両使えず

けさ、名古屋駅を出発するはずだった東海道新幹線の車両が「使えない」と判断され、急拠、別の車両が用意されました。その理由は、“意外な生物”でした。
午前7時前、東海道新幹線の名古屋車両所に停められた車両のなかで運転士が出発の準備をしていたところ、旅客が使うスペースで「蜂」のような虫がいるのを見つけました。
その場で虫を捕まえることができず、JR東海は「このままでは旅客の快適な乗車が妨げられる」と判断し、急拠、別の車両を使うことを決めました。
この影響で、こだま702号名古屋発東京行きの新幹線は、14分遅れて名古屋駅を出発したということですが、終点の東京駅には定刻通り午前10時18分に到着しました。
一方、蜂のような虫はその後、車両所の職員によって捕まえられましたが、蜂ではなく体長およそ3.5センチの「蛾」だったということです。