「残念でならない」横田めぐみさんの拉致から46年 花角英世新潟県知事

横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから11月15日で46年となるのを前に、新潟県の花角英世知事は、9日の定例記者会見で「具体的進展が得られず、残念でならない」と述べました。
1977年11月15日、中学1年生だった横田めぐみさんは、学校から自宅に帰る途中で北朝鮮に拉致されました。
拉致から46年を前に、11月7日には母・早紀江さんが川崎市で会見を開き「絶対に取り返すという思いを持っている」と、現状や解決への思いを改めて訴えました。
新潟県の花角英世知事は9日の会見で「残念ながら毎年同じことを申し上げているが、被害者と家族の高齢化が進んでいる。政府には、本当に全力で北朝鮮との外交交渉を進めてもらいたい」と述べました。
横田めぐみさんら拉致被害者の帰国を願い、11日には、新潟市中央区の「りゅーとぴあ」で『忘れるな拉致 県民集会』が開かれます。