【速報】季節性インフルエンザ全国で11週連続で増加 6県で“警報レベル” 1医療機関あたりの患者「21.13人」

季節性インフルエンザについて、厚生労働省はさきほど、全国で報告された患者の数が1医療機関あたり「21.13」人となり、11週連続で増加したと発表しました。山梨県や埼玉県など6県では「警報レベル」の目安となる30人を超えています。
厚労省によりますと、今月5日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週から7000人あまり増え10万4359人でした。1医療機関あたりでは21.13人で、前の週から1.07倍となっていて、11週連続で増加しました。
都道府県別の感染状況を見ると、1医療機関あたりの患者数が最も多いのは、▼山梨県の39.63人で、次いで▼埼玉県が34.84人、▼愛知県が34.62人などとなっています。
長野県や福島県などあわせて6県で、大きな流行がすでに発生している、または流行が継続していることが疑われることを示す「警報レベル」の目安となる「30人」を上回っています。
インフルエンザの影響で、全国の5067の学校などが休校や学級閉鎖となっています。