宝塚の調査事務所に関連企業役員 歌劇団の説明「接点ない」に疑念

宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の俳優(25)が急死した問題で、歌劇団が「外部」として調査を依頼した大阪市の弁護士事務所に、歌劇団を運営する阪急電鉄の関連企業の役員が所属していることが17日、分かった。
歌劇団の木場健之理事長は調査チームを設置した10月の取材に「歌劇団、(運営元の)阪急電鉄とはこれまで接点のなかった弁護士事務所だ」と説明。調査の公正さに疑念があるとして、改めて批判を浴びそうだ。
調査は「大江橋法律事務所」が担当。所属の石原真弓弁護士が、阪急阪神百貨店の親会社「H2Oリテイリング」の取締役監査等委員を務めている。