勾留執行停止の被告逃走

東京高検は1日、病院診察のため勾留の執行が停止された被告が逃走したと発表した。行方が分からなくなったのは、立川拘置所(東京都立川市)に勾留中だった高橋伸被告(45)。知人から金銭を脅し取ろうとした恐喝未遂事件で懲役1年6月の実刑判決を受け、控訴していた。警視庁と行方を追っている。関連自治体には連絡済みという。
高検によると、被告は外部の病院での診察を希望し、1日午前8時半から3時間、勾留の執行が停止された。身元引受人の2人と共に車で病院に行くことになっていたが、被告は診察を受けておらず、身元引受人2人とも連絡が取れなくなったという。