広島の原爆資料館、200万人に 24年度の入館者数、開館以来初

広島市の外郭団体「広島平和文化センター」は16日、2024年度の原爆資料館の入館者数が15日時点で200万人に達したと発表した。1955年の開館以来初めて。
15日時点の速報値で200万3718人が訪れた。24年度の入館者数は過去最多を更新中で、ウクライナや中東の紛争など不安定な世界情勢を受けた関心の高まりや、円安による外国人旅行客の増加が要因という。
資料館によると、3月中旬ごろには、開館以降の累計入館者数が8千万人を超える見込み。混雑も問題化しており、広島市が対策を進めている。