私立延岡学園高(宮崎県延岡市)を運営する学校法人延岡学園は18日、サイバー攻撃から企業を守る「ホワイトハッカー」を養成する学科を2026年4月に新設すると発表した。IT人材育成のノウハウを持った民間企業の協力で実践的な授業を行い、情報セキュリティーに関する専門知識を身につけてもらう。法人によると、ホワイトハッカー育成の学科が高校に設置されるのは珍しいという。
新学科は「情報科」。国内のIT企業から専門家を外部講師に招いてデータ分析や情報倫理を学ぶほか、校内にネットワークを構築し、サイバー攻撃を想定した授業も行う。26年度に70人を募集し、次年度以降は定員を拡大し5年間で700人のホワイトハッカー輩出を目指すとしている。
佐藤嘉剛理事長は記者会見で「IT人材の需要が急速に拡大し、深刻な人材不足が続いている。確かな技術と倫理観を備えた人材が活躍できるよう取り組んでいく」と話した。