「ほんとに政治家なのか」松野明美が国会で持論を展開の大暴走、有権者も心配する“珍発言”

元オリンピックランナーの松野明美が、日本維新の会の議員となって約3年。彼女が国会で発する”珍発言”が国民からの批判の的となっている。
問題の発言は、4月15日に国会で行われた参議院農林水産委員会の中で発せられた。議論の中では、日本が掲げる米の価格高騰について様々な議論を繰り広げたが、松野は終盤になると自身の持論を呈したのだ。
世の中の流れに対して持論
「質疑応答が続く中、お米の代替えとして、パックごはんや、米粉などの需要も高まっているという話が上がると、松野さんは『たまたまNHKの朝ドラ『あんぱん』を見た』と突如発言。ドラマ内で子供たちが美味しそうにパンを食べている姿を見たといい、その上で『世の中が“おにぎり”から“あんパン”になっている』とNHKの朝ドラが『おむすび』から『あんぱん』の放送に切り替わったことにかけて、世の中の流れに対して持論を呈したんです」(政治ジャーナリスト)
周囲の議員から笑い声も出るほど、勢いのある力説を続けた松野。しかし、その発言は瞬く間にXで拡散され、国民は激怒。その内容の“幼稚さ”に批判が止まらないのだ。
《国会を何だと思ってるんだ》 《ちょっともう本当にいいかげんにしなさいよ》 《もうあきれ果てて頭が痛い》 《ほんとに政治家なのか。マラソンの監督の方があってるんじゃない》 《ワイドショーかなにかかと思ったら国会なんだよこれ…》
日本の未来を左右する議論の場。その中で飛び出した珍発言に唖然となった。
さらに、松野の突拍子もない発言は今回だけではないと前出・芸能ジャーナリストは続ける。
「3月28日に行われた参議院予算委員会の質疑に登場した松野さん。その中で少子化の話になると、自身の出産体験を披露。『出産しましたが難産で。痛みが鼻からスイカ出すぐらいの痛みですよと聞いたことがあったんですが、鼻からスイカを出す方が楽だった』語り、参加議員から笑いが巻き起こっていたんです。早口で力の入った松野さんらしい喋り口調が炸裂していました」
唯一無二ともいえるタレント性の高い松野だが、政界ではそのユーモアはそう簡単に通用しないようだ。
「今回の米の高騰や物価高については、今国民がかなり苦悩しているトピックです。真剣に悩む国民に対して、あっけらかんと”うまいこと言った”松野さんの温度差が今回の批判の理由のひとつでしょう。国や国民の未来を背負っているという自覚が今ひとつ見えない一幕でしたね」(前出・芸能ジャーナリスト)
一刻も早く国民の暮らしを“うまいこと”快方に向かわせて欲しいものだ。