【速報】万博開幕から1週間 開門前から長蛇の列は変わらず「並ばない万博」掲げるも… 累計で50万人突破

13日に開幕した大阪・関西万博。開幕後、1週間となる20日、大阪メトロ夢洲駅の利用客が集まる東ゲートには、開門前から入場を待つ長蛇の列ができていました。
6日目となった18日の来場者数は9万1000人で、関係者を含めての累計の来場者数は50万人を突破しました。
◆「並ばない万博」掲げるも…課題も浮き彫り◆
博覧会協会はインターネットによる入場券販売や事前予約制を導入し、「並ばない万博」を掲げ、開幕に臨みましたが、初日となった13日、入場を待つ長蛇の列ができ、午前~午後の一部の時間帯にかけて、携帯電話の通信障害が発生しました。そのため、来場者が電子チケットのQRコードの表示ができなかったり、表示に時間がかかるなどのトラブルが発生しました。また、協会は来場者に対して、チケットのQRコードを事前にプリントアウトするか、スマホのスクリーンショットを保存し、入場ゲートで提示するよう協力を呼び掛ける事態になりました。
その後、博覧会協会は東ゲート付近にWiFiを整備したほか、移動式の基地局を増設するなどの対策を行いました。
◆『勝負の夏』に向け対策は?◆
19日の大阪の最高気温は28.1℃を観測し「夏日」となりました。協会は来場者へ日傘や水分補給をするよう呼びかけています。また、協会は来場者への暑さ対策として、愛知万博開催時の約3倍の水分供給場所を整備しているということです。具体的には、自動販売機が248台、リング上ウォーターサーバー5台、サービス施設内のウォーターサーバー14台などだということです。