腐敗臭がするチキンステーキ問題…新たに3人が体調不良訴える・福島市

福島市で5日に開催されたイベントで、腐敗臭がするチキンステーキが販売されていた問題で、8日午後5時半までに、7人の体調不良者が確認されていることがわかりました。
福島市では5日「こどもの日」にちなみ「まちなかこどもの日」と題したイベントが開かれ、このうち「駅前にぎわい広場」の露店でチキンステーキが販売されていました。
イベント当日の5日午後1時ごろ、チキンステーキを食べた男性から「腐敗臭がする。傷んでいるのではないか」と通報がありました。
通報を受け、福島市の担当職員が状況を確認し露店の営業を中止させましたが、露店では88食のチキンステーキが販売されたということです。
福島市にぎわい商業課のまとめでは8日午後5時半までに、チキンステーキを食べた7人が体調不良を訴えています。症状は、下痢や嘔吐で、人によっては発熱も確認されたということです。
7人は、いずれも軽症で快方に向かっています。
このうち1人は病院で「急性胃腸炎」と診断されています。
福島市にぎわい商業課は、チキンステーキを食べて体調に異変を感じたら医療機関を受診するよう呼びかけています。
また、あわせて福島市に連絡してほしいとしています。
福島市にぎわい商業課 Tel024-535-1111(代表)