大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は1日、5月31日に来場した一般客が約16万2000人(速報値)だったと発表した。最も多かった5月23日の14万5245人(確定値)を上回り、4月13日の開幕後最多を更新した。
5月31日は、万博協会が会期前半の集客のため、会期中何度でも利用できる「通期パス」(大人3万円)を2割引きで購入できる割引コードを配布する最終日だった。また、人気アーティストの音楽イベントや花火の打ち上げなども重なり、来場者数を押し上げたとみられる。
万博協会は半年間の会期中に2820万人の来場を想定しており、達成には1日平均約15万人が必要となる。【加藤明子】