【6月9日はご成婚記念日】天皇陛下と雅子さま「32年の変わらぬ愛」公務でもプライベートでも“隣同士”、おふたりの軌跡を振り返る

1986年に天皇陛下(当時の浩宮さま)と出会った当時、外務省への入省を控えていた雅子さま。おふたりのご成婚は、それから7年弱を経た1993年6月9日のことだった。親となり、そしてお立場が変わっても、変わることのない関係性を振り返る。
●1961年2月 陛下(浩宮さま)1才の誕生日。それまでの天皇家の「親子が別々に暮らす」という慣習をあらため、上皇ご夫妻の手元で育てられた。
●1964年 生後3か月頃の雅子さまと、父の小和田恆さん。1才のとき、恆さんの転勤に伴い露・モスクワに居を移された。
●1993年6月 ご結婚の直前、東宮仮御所で過ごされた雅子さまと陛下。陛下からのプロポーズの言葉は「ぼくが一生全力でお守りしますから」。
●1993年6月 「結婚の儀」が執り行われ、パレードでは約19万人が沿道から祝福した。無事にパレードを終え、仮御所に到着された際には、安堵したような表情も。
●1994年11月 ご成婚後、初めての外国訪問。サウジアラビアでは赤い砂漠を背景に、互いに写真を撮り合った。
●1997年11月 リラックスした様子を感じさせる、おふたりでの自転車移動。2024年5月にも、両陛下と愛子さまが一緒に自転車を走らせる写真が公開された。
●2001年12月 愛子さまご誕生。お祝いの記帳は、2日間で12 万人にのぼった。1才半のときには公園デビューをするなど、子育てでも最善の形を常に模索されていた。
●2002年8月 栃木県の那須御用邸に滞在中、那須連山の湿原を散策。8か月の愛子さまは、陛下に背負われご機嫌なご様子。
●2002年10月 牧場を散策中、牛と触れ合う愛子さま。生きものを愛する心も、親子の間でしっかりと受け継がれている。
●2002年12月 ニュージーランドと豪州を訪れた両陛下。ニュージーランドの景勝地ミルフォード・サウンドでは、カメラを手に野鳥の観察も。
●2002年12月 豪州・シドニーのタロンガ動物園にて、コアラを抱く雅子さま。友好親善のための海外訪問が叶ったのは、1994~1995年の中東7か国ご訪問から約8年ぶりだった。
●2008年3月 学習院幼稚園の卒業式にて、緊張したご様子の愛子さまと笑顔の両陛下。愛子さまの胸元には卒園生のお花が飾られている。
●2019年5月 皇位を継承して初めてお言葉を述べられた陛下と、お隣で見守る新皇后・雅子さま。
●2024年6月 御料牧場にてご静養中、たけのこ掘りを楽しむおふたり。レタスやミニトマトも収穫するなど、のびのびとした時間を過ごされた。
●2024年6月 両陛下が留学されていた思い出の地、英・オックスフォード大学を初めてご一緒に訪れ、庭に桜の苗木を植えられた。
●2025年1月 国立西洋美術館にて。愛子さまが公務をともに務められるようになり、両陛下も頼もしく感じていらっしゃることだろう。
●2025年4月 赤坂御用地で行われた園遊会にて。けして平坦な道のりではなかったが、32年前の言葉通り、陛下は一貫して雅子さまを守り、雅子さまも陛下を支え続けている。
撮影/雑誌協会代表取材、『女性セブン』写真部 写真/宮内庁提供、アフロ、共同通信社
※女性セブン2025年6月19日号