元TOKIO城島さん福島県の内堀知事に「本当に申し訳ない」…知事は「力を貸してほしい」福島の思いを伝える 福島

人気グループTOKIOの解散について、福島県の内堀知事は城島さんと松岡さんから謝罪の電話があったことを明らかにしました。知事は、県としての思いを伝えましたが、「結論を出せる状況ではないと受け止めた」と話しています。
TOKIOを巡っては、メンバーの国分太一さんにコンプライアンス違反が判明したとして、無期限の活動休止を発表。日本テレビなどの番組降板が決まる中、25日に公式ウェブサイトで「TOKIOは、本日をもって解散する」と発表されました。
これまで、TOKIOは東日本大震災後、風評被害に悩む福島の農産物をPRするコマーシャルに出演。メンバーの国分太一さんは西郷村で、一般の人も楽しめる「TOKIO-BA」を整備するなど福島を盛り上げるためさまざまな活動に尽力してきました。
そして30日、福島県の内堀知事は定例会見の中で、25日に松岡さんより謝罪の電話があったことや、26日には城島さんから電話があり、知事が受け、20分間話したことを明らかにしました。
城島さんからは「本当に申し訳ない」と幾度も謝罪の言葉があり、知事からは震災後の一番苦しい時に、福島を応援してくれたことに対する感謝と「これからも城島さん、松岡さんには力を貸してほしい」と話したということです。県としての思いは伝えましたが、2人が厳しい状況にあり、「結論を出せる状況ではないと受け止めた」として、今後も見守ってきたいと話しています。