【速報】静岡・伊東市の田久保市長が辞意表明 再び市長選に立候補する意向示す 疑惑の「卒業証書」は検察に提出へ “学歴詐称疑惑”受け2回目の会見で表明

静岡・伊東市の田久保真紀市長は学歴詐称疑惑をめぐり、7日午後7時半すぎから弁護士同伴で開いた記者会見で辞意を表明し、再度市長選に立候補する意向を示しました。
会見で田久保市長は、市議会議長らに見せた「卒業証書」については検察に提出し「検察の捜査にお任せする」と話しました。また検察に上申書を出した後、速やかに辞任し、今後の行われる市長選に再度立候補する意向を示しました。
5月に就任した田久保市長は市の広報誌などで「東洋大学卒業」と公表していた学歴について、7月2日の会見で「卒業ではなく除籍」であることを明らかにしていました。
この問題を重く見た伊東市議会は7日の本会議で、田久保市長に対する「辞職勧告」と強い調査権限を持つ「百条委員会」設置の決議案を提出し、いずれも全会一致で可決されました。
また7日午前には、伊東市の建設会社社長の男性が、公職選挙法違反の疑いで伊東警察署に刑事告発する動きもありました。