靴に仕込んだカメラで盗撮容疑=40代警部書類送検―警視庁

靴に仕込んだカメラで女性4人のスカート内を盗撮したとして、警視庁は12日までに、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)容疑で、方面本部に所属する40代の男性警部を書類送検し、減給100分の10(6カ月)の懲戒処分とした。捜査関係者への取材で分かった。
処分は11日付で、警部は同日依願退職した。「気持ちが抑えきれなかった」と話しているという。
送検容疑は5月9日朝、東京都目黒区の東急自由が丘駅近くの路上で、靴に仕込んだペン型カメラで通行人の女性4人のスカート内を盗撮した疑い。
警部は同日夕方に渋谷区内の商業施設で、女子高校生のスカート内を同様の手口で撮影していたところ、近くにいた男性に取り押さえられ、事件が発覚した。事件当日は休みだったという。
菅潤一郎警務部参事官の話 警察官として言語道断であり、厳正に処分した。 [時事通信社]