今月20日に投開票が行われる参議院選挙。日本テレビでは、投票前に考える「関東の選挙区フカボリ」と題して、投票の参考になるよう各選挙区の候補者について、詳しくお伝えします。
12日は、「保守王国」として知られる群馬選挙区。1議席をめぐり、7人の候補者がしのぎを削っています。
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序盤の情勢分析で、一歩リードする自民党の現職・清水真人候補。
自民党・清水真人候補(50)
「国民皆保険も介護保険も守っていかなければいけませんから。もし消費税を軽減させていくんだったら何%までならできるんだ。これを考えていくのが私は与党の責任だと思います」
自民党の与党としての長年の実績を強調しました。
追いかける参政党の青木ひとみ候補。
参政党・青木ひとみ候補(44)
「私たち参政党はまずは国民の暮らし、日本国民の幸せを第一に考えるために、大胆な減税政策を訴えてまいります」
「大企業や外国人を優遇する政策は終わりにする」としています。
追い上げを図る立憲民主党の河村正剛候補。
立憲民主党・河村正剛候補(52)
「困っている人たちに目を向け、困っている人たちを支える。これが政治の本来のあり方だと思ってるんです」
「ただただ皆さまの暮らしを守るために戦っていきます」
物価高対策や生活困窮者への支援などを訴えました。
共産党の高橋保候補は、賃上げや消費税減税などを掲げています。
共産党・高橋保候補(67)
「日本共産党は消費税の廃止を求めておりますが、当面緊急に消費税を5%に下げるとともに、インボイスを廃止することを求めています」
NHK党の上楽宗之候補。
NHK党・上楽宗之候補(46)
「やはりNHKをぶっ壊すというところで、スクランブル放送、NHK受信料制度に対して訴えていきたい」
群馬選挙区ではこのほかに、諸派の井田雅彦候補(49)と、無所属の辛嶋美紀候補(49)が立候補しています。