宮城・村井知事、参政党・神谷代表の発言に強い憤り 県の水道事業めぐり

宮城県の村井知事は、参政党の神谷代表による県の水道事業をめぐる発言について、「選挙中だから何を言ってもいいわけがない」などと強い憤りを示しました。
村井知事
「非常に憤っている。選挙中だから何を言ってもいいと、しかも宮城県の大切な命の水を海外の企業に売り渡すわけがない。よくそういうことを堂々と人前で言えたもんだなと」
参政党の神谷代表は今月、仙台市内で行った参院選の応援演説で、県の水道事業について、「国がやらないから宮城県が民営化した。なぜそれを外資に売るのか」などと発言しました。
村井知事は神谷代表への抗議文で、施設の所有権は県にあり、完全民営化とは異なることや、運営企業への出資者に外資系も含まれるものの最大株主は国内企業で、「外資へ売った事実はない」としています。
県は参政党へ、今月19日までに謝罪と修正を求めています。