北海道は史上初の40℃超えの可能性も 日本の南の海上で台風7号発生 北西へ進み24日から25日にかけて沖縄地方へ接近の見込み

きょうも太平洋高気圧の勢力が強く、各地で危険な暑さになっています。特に山越えのフェーン現象が起きる北海道の東部で、気温が記録的に上がり、北海道としては観測史上初の40℃超えになるかもしれません。熱中症に警戒が必要です。
きょうも北海道から九州にかけて太平洋高気圧に覆われます。高気圧の形が鯨の尾っぽのような形になっていて、盛夏に気温が上昇するパターンです。
全国的に晴れて、強い日差しが照りつけるでしょう。ただ、日中の気温上昇や湿った空気の影響で、きょうも午後は大気の状態が不安定になります。関東甲信の内陸部を中心に夕方頃は雷雨があるでしょう。山に近い所ほど、雷雲は発生するので、夏休みの山のレジャーにお出かけの方は特にご注意ください。
高気圧をまわる風が山越えで吹き込む北海道の東部で特に気温が上昇し、オホーツク海側や十勝では40℃前後まで上がる見込みです。もし、北海道で40℃を超えると観測史上初めてのことです。また、大分の日田でも39℃予想で、40℃に迫る暑さになりそうです。
きょうの各地の予想最高気温 札幌 :36℃ 釧路:28℃ 青森 :34℃ 盛岡:33℃ 仙台 :36℃ 新潟:36℃ 長野 :35℃ 金沢:34℃ 名古屋:36℃ 東京:35℃ 大阪 :35℃ 岡山:36℃ 広島 :35℃ 松江:35℃ 高知 :34℃ 福岡:34℃ 鹿児島:33℃ 那覇:32℃
一方、南の海上で、午前9時に台風7号が発生しました。このあたりに台風があると太平洋高気圧を強めるので、猛烈な暑さがしばらく続くでしょう。台風7号はこのあと、北西へ進み、あすからあさってにかけて沖縄に接近するでしょう。沖縄は強風や高波、大雨のおそれがあります。