警視庁で火災捜査を専門とする警部の男が火災現場から現金を盗んだとして逮捕・起訴された事件で、警視庁は、この警部を懲戒免職処分としました。
懲戒免職処分となったのは、警視庁捜査一課火災捜査専門の警部・政野亮二被告(51)です。
政野被告は去年1月、東京・港区のアパートの火災現場から、現金およそ290万円を盗んだなどとして、先月、起訴されています。
警視庁によりますと、政野被告は2022年10月から今年2月までに8件の火災現場からあわせておよそ900万円を盗んだことが確認されたということです。
政野被告は「弁解の余地もありません」と話しているということです。